観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクとしての感想おおめ。

2024年1月8日ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2024(東急シアターオーブ)

S席2F

途中で力尽きて、曲目だけです。


キャスト
J. Harrison Ghee ジェイ・ハリソン・ジー
Ben Crawford ベン・クロフォード
Telly Leung テリー・リアン
Kerry Ellis ケリー・エリス
MC:溝渕俊介


この顔ぶれに対してこのチケット代は安くない?出演者全員に適正金額払えてる?と思ったけどオーブのキャパで3日間ならそんなもんか……。


当たり前だけど1曲1曲のパワーがすごいのと、舞台上に生バンドがいてコンダクターがいるので、コンダクターとバンドと演者が息を合わせて演奏しているのがこれでもかと伝わってきた。

もともと生演奏過激派だけど、特にこの「息を合わせる」ことによって楽曲と演者の魅力が最大限引き出されているのがたまらなかった。

楽器担当者がコンダクターを兼ねてる小編成のバンドもそれはそれで良さがあるけど、細やかな演奏が目に見えて分かる形、良い……っ。

生演奏だとそれぞれの力量によるところが大きいから一概にカラオケより良いとも言えないけど、全ての音がのびのびとしてるのはやっぱり生演奏の方だな~と思う。


開演直前、隣の人の挙動がスマホ録音っぽいことに気付いて、1幕は正直それが気になって集中できなかった。



1幕

●Another Op'nin', Another Show
アナザー・オープニン・アナザー・ショー
『キス・ミー・ケイト』

バンドのインストゥルメンタル。


●It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
スウィングしなけりゃ意味がない
『スウィング!』

出演者の方々が一人ずつ歌唱しながらご登場。
豪華豪華豪華。


●New York, New York
ニューヨーク・ニューヨーク
『オン・ザ・タウン』

ジェイとベンとテリーの水兵。
一応作品っぽく見物してる風の演技してたけど、水兵にしては全員ただものじゃなさすぎだろ。
友人が「圧が強すぎる」「上陸してる間の彼女を探しに来たような感じではない」と言っててすごく笑った。


●Anything Goes
エニシング・ゴーズ
『エニシング・ゴーズ』

ケリーさんソロ。
あ~~~この時代のこの感じ~~~。
作曲家が好きなのかな?と思ったけど好きな曲でも作曲家は共通していないのでやっぱりあの雰囲気が好きなんだろうな。


●The Surrey with the Fringe on Top
飾りのついた四輪馬車
『オクラホマ!』

ベンのソロ。だったと思う。
映画の該当場面あまり覚えてなかったけど、編曲のせいかそこまで古めかしい感じがしなくて、リズミカルで楽しい曲だった。
シュミガドーンの答え合わせのためにも、今一度観たい映画ですね。


●All That Jazz
オール・ザット・ジャズ
『シカゴ』

ジェイ担当。
この曲を生バンドで聴けるのが嬉しいね〜。
むしろ生バンドでしか聴きたくないくらいの曲だが……。


●Shall We Dance?
シャル・ウィ・ダンス?
『王様と私』

テリーとケリーさん。
ちゃんとダンスされてた!
作品内容が古くなってしまったのは致し方ないとしても、曲が本当にいいよねーー。
コンサート映えもすごい。


●Singin' in the Rain
シンギン・イン・ザ・レイン
『雨に唄えば』

以下、鑑賞から1か月以上経ってから書き起こしてるので曖昧です。
なんかツヤツヤの靴でベンが踊ってた気がする。


●I'll Cober You
アイル・カヴァー・ユー
『レント』

勝手にジェイがエンジェルやると思ってたらジェイはコリンズでテリーがエンジェルだった!
テリーの高音きれい〜。
恋人演技が素敵で微笑ましい。


●Over the Rainbow
虹の彼方に
『オズの魔法使い』

ケリーさんがなんかキラキラな衣裳で歌ってた気がする。
1幕終盤だけどここで衣裳替えするんだ〜と思った記憶。


●Luck Be a Lady
ラック・ビー・ア・レディ
『ガイズ&ドールズ』

作品未見で曲も知らなかったので記憶があまりない。
1幕終わり感のあるスピーディなナンバー。


2幕

●Fabulous, Baby!
ファビュラス・ベイビー!
『天使にラブ・ソングを…(シスター・アクト)』

これも未見のため記憶が不確かだけど、ジェイがキラッキラのドレス着て登場して最高ー!みたいなナンバーだったと思う。
原曲聴いて思い出してきた。
ミラーボールとか回ってなかった?ジェイがミラーボールに見えただけか?


●A Whole New World
ホール・ニュー・ワールド
『アラジン』

テリーとケリーさんだったはず。
ハイクオリティのその先が約束された持ち歌コーナーが主です。


●Build a Wall
ビルド・ア・ウォール
『シュレック・ザ・ミュージカル』

圧倒的にクラシック畑だと思ってたベンさんはシュレックのタイトルロールもやっていたようで、今回の中でも特にポップス寄りの曲だったと思う。
そんな歌い方もできるんだ〜器用だな〜!?


●Corner of the Sky
コーナー・オブ・ザ・スカイ
『ピピン』

我らがピピンの曲をテリーが歌ってくれたよ!
テリーピピンはちゃんと自分のやりたいことを成し遂げてビッグドリームを掴み取りそうな感じがするな……(アラジン役に対する偏見)


●Stars
スターズ
『レ・ミゼラブル』

私この曲こんなに好きだっけ!?ってなった。
さっきシュレック歌ってた人と同じ人とは思えない低くて深みのある声。
響かせ方が全然違う……。
役や歌によって歌唱法を変えられる、これこそミュージカル俳優の真骨頂ですね。

●Don't Cry for Me Argenina
アルゼンチンよ、泣かないで
『エビータ』



●You Coulda Knocked Me Over With a Feather
ユー・クッダ・ナクト・ミー・オーバー・ウィズ・ザ・フェザー
『お熱いのがお好き』

当然ジェイの持ち歌な訳ですが、この人のこの作品のパフォーマンスが観られるって時点でプレミアム感が。
ここからは全部そういう感想になった。


●The Phantom of the Opera Medley
The Phantom of the Opera ~ The Music of the Night
『オペラ座の怪人』メドレー
ザ・ファントム・オブ・ジ・オペラ~ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト
『オペラ座の怪人』


●Proud of Your Boy
プラウド・オブ・ユア・ボーイ
『アラジン』


●Defying Gravitiy
ディファイング・グラヴィティ
『ウィキッド』


●Hold Me in Your Heart
ホールド・ミー・イン・ユア・ハート
『キンキーブーツ』

ジェイのローラは来日で観ているんだけど、それが初めてのキンキーだったのでどちらかというと作品自体の印象が強くて細かいことを覚えていない。
とにかく背が高くて、What a Woman Wantsのシーンで「Commitment!」って言い放ち女性をくるくる回す姿が衝撃的にかっこよかったのは覚えている。
でも来日カンパニーだったし、今回観たHold Meのジェイローラの方が(役を脱しているというのもあるだろうけど)堂々として見えた気がする。
これ書いてるの半年以上経ってからなので「気がする」は太字二重線くらい強調したいですが(笑)