観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2018年2月12日ファン・ホーム(シアタークリエ)

Twitterからの抜粋(編集済み)なので実況感があります。


・すごく良かった……………

・見終わった瞬間に声を出して泣きたくなった

・観劇後にシャンテ前のスタバ入ろうと思ったら工事中じゃないですか。とにかくスタバ入りたくて別のスタバ来た。

・抽選会ほんとに間を空けず始まってびっくりした(笑)100分通しの舞台立った後これは疲れるわ。

・抽選会でみつおさんが「難しいと思うかもしれないけど……」って言ってたり、終演後面会来てた人が「難しかったけど良かったね~」的なことを言ってたりして、そうかこれは難しい話なの、か?と思った。
重いとか難しいとかなのかこれは?

・私はとにかく、ここまで人の心に寄り添えるあたたかい作品が作れるということに感動したなあ。
全く同じ境遇じゃないにせよ、どの観客の人生も肯定してくれる作品だと思った。
肯定し合える作品、というか。なんだかすごく救われた。

・本当に「ある家族の悲喜劇」として完結していて、舞台の人物たちは(現実的には)こちらに何も語りかけてこないし、普遍性を押し付けてくるわけでもないし、私たちはただ一人のノンフィクションな回想録を見てるだけなのに、その光景がどんなに優しいことか。

・ほんとにただの回想録だから、分かり合えたとか合えなかったとかそういう結論は無いし、無いんだけど、それに思いを巡らせること、苦しむこと、生きていくことそれ自体に焦点が当てられていたように思う。

・幼少のアリソンが外出先でレズビアン(と推測できる人物)を見かけたときの「あなたと私似てるよね」って歌に共感を持っていかれた。
私はただ社会参加を拒否してるようなもので状況は全く違うけど、小さい頃かっこいい格好がしたかったのを思い出した。

・パパの怒鳴り声に耳を塞いでテレビの世界に入っていくシーンは痛々しくて大変好きです。
本当はそういうことなのに誰もそうは言ってくれなかったことをそうだと言ってくれた感じがする。
語彙がない。

・音楽が大変美しくて落ち着いていて良かった。
演奏者のスペースもランプ等の家具があって「自慢の我が家」の一部になってる感あった。

・父と娘、と言われると身構えてしまうんだけど、これ普通に親と子でいいじゃんね。

・全員歌がうまかった。当たり前のことだけどすごく安心感ある。そらそうだよな、歌がうまいって当たり前だよな、良かった……。

・歌がうまいことが必要条件じゃない舞台(それが悪い訳ではない)を立て続けに観ていたので、うまくないと立てない舞台がちゃんとそのように出来上がっていて安心する。

・観ながらふと「みつおさん、また思いがけず自殺するんだね…」と思ったことも書いておく。

・みつおさんの姿形まるごと完璧だった。出演者の中で際立って四角い。眼鏡とかスーツとか似合いすぎるでしょ、もうずっとクリエ立ってて欲しい。

・宝塚出身の人はこの私が聞いても分かるくらいにはどうやっても宝塚の歌い方としゃべり方である、と思い込んでたんだけど、瀬奈じゅんとても爽やかで歌は聴いてて心地よかったし、紺野まひるに関しては観ながら「あっそういやこの人も元宝塚じゃん?」と思い出した程度だった。テレビの人だと思ってた。

・アンケに「若者や学生向けの料金があればリピートした」って書いたけど当日学生割引はあった。制作さんごめんなさい。半額ってすごいね。私使えないけど。

ジーンズ履けない社会人生活が始まって、たまにオフでジーンズ履くとびっくりするほど過ごしやすい。
大学まで毎日ジーンズだったので「ジーンズで何とか外に出ている自分だめだなあ」って思わなくもなかったけど、単純に「自分らしい服装」だったんじゃないか。
ファンホーム観て改めて思う。

大原櫻子ちゃんは前に歌番組か何かで観た時の印象より上手に感じて、もしかしてミュージカルで役として歌うからこそ歌姫になる人なのかなと思った。
あと声が若いというか幼くて個性的。

・ファンホームも音楽監督が八幡先生でやっほいほいです

・小学生アリソンの龍さん(たぶん)、声が本当によく通って聴きやすくて素敵だった~。
弟たち二人もCM作るシーンがめっちゃ見せ場になってて、それもクオリティ高くてびっくりした。
あんな歌える小学3年生(ジョンがたぶん大河原くん)いるんやな……さすが子役は裏切らない……


スタッフ

原作:アリソン・べクダル
脚本・歌詞:リサ・クロン
翻訳:浦辺千鶴
訳詞:高橋亜子

音楽監督: 八幡 茂
照明: 原田 保
美術: 二村周作
衣裳: 前田文子
音響: 小幡 亨
ヘアメイク: 宮内宏明
歌唱指導: 矢部玲司
振付: 吉川哲朗
稽古ピアノ: 若林優美
演出助手: 齋藤 歩
舞台監督: 弘中 勲
制作: 渡邊 隆
プロデューサー: 鈴木 隆介・田中利尚

宣伝美術: 菅沼結美・池田 光(TOHOマーケティング
宣伝写真: 二石友希

製作: 東宝

キャスト
(Wキャストは自信がないので併記)

アリソン(現在):瀬奈じゅん
ブルース(父):吉原光夫
アリソン(大学生):大原櫻子
ヘレン(母):紺野まひる
ロイ(庭仕事の助手兼ベビーシッター)ほか:上口耕平
ジョーン(アリソンを新しい世界へと導く):横田美紀
アリソン(小学生):笠井日向・龍杏美(Wキャスト)
クリスチャン(アリソンの1歳下の弟):楢原嵩琉・若林大空(Wキャスト)
ジョン(アリソンの4歳下の弟):阿部稜平・大河原爽介(Wキャスト)