2022年4月17日こどもの一生(東京芸術劇場プレイハウス)
初見です。主に今井朋彦を観に。
・笑うところは笑ったし怖いところは怖かった。
・みっちゃんだけがそのままなのはそう願う誰かの幻覚なのか、あるいはみっちゃんだけが現実で他の面々が無事という状況の方が幻覚なのか。
・テツロウ又はしのぶが「そこにいない」ことも関係してるのかと思ったけどこの二重人格設定は原作にはないらしく、ややこしいことするな〜。(あとで調べて、書籍になっているのは原作ではなく初演戯曲の小説化らしいと知った。)
・松島さんは台詞聞き取りやすくて快適だった
アクションというか動きも出来るし舞台向き…演じ分けもできるし…
・音楽がバキバキで強い
・ダンス!今井さんのダンス!
・ダンサーの主張が激しい
・Excelを入力してると落ち着く…という話を劇場行く直前にしてたから藤堂さんの話がタイムリーで笑った。
・パソコンは無いけどライトが顔やメガネを照らすことでパソコンになってるのおもしろかった。
メガネの光り方が完璧ですごかった(ハッカー的な)(漫画的な)
・今井さんの社長と川島海荷ちゃんのアミちゃんが喧嘩するシーンが萌えだった。ありがとう川島海荷ちゃん…。
・タキシード仮面侍ごっこのシーンでみっちゃんがもう一度始めるときに手をパンって叩くのが完全にお稽古です、エチュードかよ(蘇る夏夢のメフィストの記憶)
・再演のたびに登場人物設定が変わるようなので一応メモると
柿沼→解離性障害(テツロウの方がスカイツリーに行ったりあべのハルカスに行ったりしている)
アミちゃん→地下アイドル、仕事のストレスでサインができなくなったりダンスの手がパーになったりする
じゅんちゃん→クレジットカードの高額購入&キャンセルを繰り返す依存症→万引依存症→スリをしてしまうコールセンター職員
藤堂→霞が関のデジタル庁(ブラック)に配属された官僚
・カテコの今井さん最初クールに片手振っただけだったけどその後出てくるときニコニコしてて素敵だった。
クレジット
作 中島らも
上演台本・演出 G2
出演
松島聡 (Sexy Zone)
今井朋彦 丸山智己 田畑智子 川島海荷 ROLLY
田中朝子 仁田晶凱 山口将太朗 山根海音 吉﨑裕哉 朝夏まなと/升毅