観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2022年5月1日バケモノの子(秋)

初見。



・思ってたよりおもしろかった。

・ちゃんとミュージカルしていた。(リプライズ、BGM)
素材がミュージカル向き、と言えるか分からないけど確かにこうすると舞台映えするんだ…というシーンが色々ある。

・ぜんぶ言葉にするから映画より分かりやすい。(言葉にしないのが良かったのだろうけど)

・舞台装置おもしろい、上手

・お金かかってる

・カテコでアンサンブルの女性(マスクしてない少女役の人)が感極まった感じだった。ここまで頑張ったろうなあ。

・スタオベは2回目にチラホラ立ち始め、3回目くらいからみんな立った。


●脚本・構成
・思ったよりもミュージカルとしてしっかりしていたので楽しめた。
・話についていくために没頭したのもあるけど、オリジナルミュージカルによくある「ここ歌えばいいのに…」ってところがなかった。
・でもミュージカル観ない人から見ると多分唐突に歌うシーンが多い。
・ロボ庭より、私の思うミュージカル作法に則っていた

●音楽
・耳に残る曲もあって全体的に良いと思った。
・楓ちゃんソロとかあるんだ…(そりゃそうか)
・一幕ラストで渋谷に戻るシーン、決意を固めた歌過ぎて「いや映画の蓮はそこまでキメキメで歌わんやろ」と思ったし、全体的に「いや映画のあのキャラは」みたいなのは拭えないがミュージカルになる時点で仕方ないのかな…いやそれにしても一幕ラストは…。

●舞台装置
・転換が面白かった〜というかくるくる回る舞台が見てて面白かった。分かりやすかった。
・バケモノの世界に行く時に通る道の演出、映画のあれだ〜というのが面白かったけど渋谷に戻ってくる時にも同じ演出必要では?と思った。
・映像が煩わしくなくて装置と馴染むように作られてる。
・渋谷が一番面白かったかな…。
・2階から見て楽しかったけど1階から見て分かるのかなこれ。

・洗濯の仕方を「お隣で〜す」って女性三人組が教えてくれるのは楽しいけど女性の仕事なんかな…と思った。(ダンスは楽しい)(少年を引き寄せて踊るのはちょっと気持ち悪い)
・そういえば映画の主要人物が男性多めだからもっと女性が男性を演じたりするのかと思ったけど宗師しかいなかった。
・アンサンブルは女性の方が多いのかな、そこに台詞やソロがあるからか「うわ〜男性ばっか」とはならないんだけどそう考えるとLKもロボ庭も主要人物の男性比率が高い。

・全国のママは本当にエプロンで家事してるんですか。

・赤ちゃんの頃にバケモノ界に来た一郎彦がなぜ「白鯨」を読めたのか問題、バケモノ界でもある程度は人間界と同じ文字を使うってことなんかな?文字はほとんど使わないって百秋坊は言ってるけど、看板の「渋天街」とかは文字…というか日本語だし。それともあれはバケモノが書いた言葉ではないのか?だとしたら一郎彦なぜ?→白鯨の文字を読んだのではなく絵を見たから、という指摘あり。


●出演者
・蓮パパ、歌が上手で良いけど台詞が…蓮パパだからいいかもしれないけどうんんん…。
・全体的に高校生とかサラリーマンとか出てくるのがロボ庭があったとはいえ新鮮だった。
・子役もモブ子役とかで出てる。
・楓ママキリリ…
・丹下さん超探したんだけど図書館のおじさん、蓮の叔父さん、くらいしか自信無い。踊ってるのが探せなかった。
・新庄さん2幕でサンタに話しかけられてるとこしか分からなかったw
・映画だとわんわんおでも舞台衣裳では鼻が平たい系しかないのがなんかもったいない…。
・宗師のメイクしわすご!ってなったけど(カテコで耳ハートにしてるのかわいい)ほかはあまりメイク気にならなかった、2階だからかな。
・芝さん静かなる英雄系で歌が(芝さんにしては)少なめなのもったいな!と思ったけど顔の演技が遠いとよく分からなかったからな、近いと楽しめるかもな もふもふしばさん…
笠松くん言うまでもなくお上手で闇が深くて最高でした、えっこの曲笠松くんのために作りました?ってなる一郎彦ナンバーの音程とか間に挟まる「ああ〜」という聞かせどころ(と私は思った)とか。




キャスト

熊徹 伊藤 潤一郎
蓮/九太(青年) 大鹿 礼生
猪王山 芝 清道
一郎彦(青年) 笠松 哲朗
多々良 韓 盛治
百秋坊 味方 隆司
二郎丸(青年) 奥村 響
宗師 増山 美保
楓 柴本 優澄美
蓮の母 清水 智紗子
蓮/九太(少年) 土田 彪人
一郎彦(少年) 大橋 冬惟
二郎丸(少年) 井上 翔太

【男性アンサンブル】
小出 敏英
中村 伝
狩野 勇人
宮野 薫
丹下 博喜
内田 圭
押田 柊
遠藤 竜也
新庄 真一

【女性アンサンブル】
濵 絢音
稲葉 愛夢
さかい このみ
一来 多恵
大石 眞由
山梨 史奈
能智 慈子
多田 毬奈