観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2021年7月17日衛生(赤坂ACTシアター)

なんかすごい前の方で観た(抽選席)

・万人には受け入れられない内容とわかった上で好き勝手に作った結果、なのだと思うが、それがなぜ万人には受け入れられない代物なのか理由を考えてから作った方が、エンタメとして面白くなったのでは?という感じがする。

・頭に残る音楽。同じフレーズの繰り返しがなんかミュージカルっぽい。

・振付エアーマンなんだよね。キャッチーで面白かった。

・作品全体が面白かったかどうかというと、面白いと感じる瞬間は少なかったかな。
序盤何か面白かった気がするけどなんだっけ。

・金テいいなー。アラジン帰ってきて。

・なんかとても劇団四季を観たくなった。

・みんな歌うっまいなー!!

・なんか観たことある顔だな、誰だっけな、と思ってたら咲妃みゆさんか。NINE出てた。歌うまいというか声量あるし声通る。前半と後半で演技の仕方変わるからファンはきっと楽しい。

尾上右近古田新太も声が良いな。
古田新太は相変わらずに声が良い。

・最初の歌は新良さんか?うまかった。

ともさかりえミュージカル経験ある?めちゃくちゃうまかったんだけど。

・「元芸人の人が営業に来てる」

・石田良かったよ石田、って何か他でも思った気がするけど思い出せない。

・ヒュッゲ

・何かを暴き出す話ではない。

・あさこさんの自己肯定感が低いのって完全に村で少女の頃からレイプされ閉じ込められた=人権の無い環境で虐待されてたからだよな。

・あさこさんが「どちらでも嫁ぎます(性欲解消の道具になるだけとしても)」と言うのは彼女の自己肯定感があまりに低いからで、また当時の女性の地位が低さからしても不自然じゃないのだろうけど、それは女性が自分の意志で抵抗することが許されず難しかった時代だからこその「不自然じゃない」パターンであり、抵抗したくてもできなかった背景を無視してそういうキャラのそういうシーンをギャグタッチで描くのってどうなんだろう。黒い笑いだとしても、それって特定の人達の現実を無視するからこそ笑えることのように思う。

・漁業組合と肉弾戦を繰り広げるミネクラさんの歌とてもよかったんだけど、当時の女性議員が女性というだけであらぬ誹謗中傷を浴びセクハラの的になっていた時代背景を考えると、これにも無知無配慮を感じる。

・人前で(女を)殴るのは男の見栄、を理解しちゃうタイプの女の人、のくだりは正直創り手の言い訳に見えた。そういう生き物だから仕方ない、みたいな文脈は五右衛門VS轟天にもあった。

・暴力シーンで脈絡なく笑いが起こるのが普通に不快なんだよな。
ユタのリンチシーンで笑う子供と同じじゃん。

・リンチもレイプもそりゃシーンとしては存在してて当然だけど。
救われないことを脚本として押し出したいならせめて笑いから分離した方がいいんじゃないかと思った(そもそも押し出したかったのか?よく分からない)

・まとめ:アドレナリンを抜いた新感線


脚本・演出:福原充則
音楽:水野良樹いきものがかり) 益田トッシュ
振付:振付稼業air:man

出演:
古田新太 尾上右近 咲妃みゆ 石田 明(NON STYLE
村上 航 佐藤真弓 ともさかりえ 六角精児
稲葉俊一 今國雅彦 尾上菊三呂 甲斐祐次 加瀬澤拓未 久保田武人
後東ようこ 高山のえみ 竹口龍茶 新良エツ子 八尋雪綺
江見ひかる エリザベス・マリー おでぃかにえゆうき 鏑木信三 高橋伶奈