2023年1月22日ノートルダムの鐘(京都劇場)
S1下手ブロック前方
下手クワイヤぜんぶ見切れる席
※ネタバレを含みます。
※二幕の感想で性暴力に言及します。
曲名、場面名はテキトーです。
一幕
●オーリム〜ノートルダムの鐘
・はじめ出てきて上手のバルコニーに立ってたのがフロロー役の人か?例によって顔を判別できない。(その人を観に来ています)
たとえ好きでも判別できない絶望的な顔面認識能力…。
※正解は1階奥側でした。全然違った。
・説教でミサに集ったパリの群衆となる我ら客席。でも身構えすぎて台詞が全然頭に入ってこない(笑)すみません。
・「クロードは優しい兄さん〜」の歌い出し、声と姿勢で一気に若返る。すごい。隣の人もびっくりしてたよ多分。
・持ち上がってるな、、、
・みなしごなんだよな二人とも。大聖堂が「守ってくれる」ことの大きさと尊さは、兄のほうがより感じたのかもしれない。
・フロリカと外の世界に出られたことはジェアンに取ってよかったのかなどうなのかな。天然痘に罹っちゃったけど、美しい彼女と世界を見て回れたなら……。
・一方で!の台詞この作品のここかー。(よく頭で反射的に流れるけどなんだか忘れてた)
・差出人は…ジェアン!!(SばさんよりQuicklyな反応、叫び)
・ジェアーーン!!(でかい)
・そうだそこで司祭さんはやめろしないんだった。
・正しく生きていけるように 私のように(の顔)
・すごい、前から思ってるけど、フロローの言ってることは全部フロローに返ってくる。と冒頭で特に思う。
・この後も、醜い〜気持ち悪い〜に「お前がなーー」と思ったり、エスメラルダのことを考えてはならないのくだりは全部自分に言っていたり、ここもジェアンとのやりとりとかが後に重なってくる部分もあった気がするけど何だっけな。悪人は罰を受ける…か?それ以外?
・フロローの分身としてのカジモド……無自覚にそう扱うフロロー。うーん。石像とカジモド、カジモドとフロロー、カジモドとジェアン、同じ存在のように描くところとそうじゃないところ。
・変身の流れ、ベビーカジモドをほどくと服になるんか…フロローの動きを今までなかなか気にしてなかったことがわかる。(ついカジモドの変身を観ちゃう)
・フロローが男の前からくるって避けると男がカジモドになる、そのくるって仕方がカッコつけ過ぎじゃない大丈夫?フロローそんな動きする?(かっこいい…)
・ここの流れで出てくる鐘!でかい!すごい!合唱すごい!
●陽ざしの中への前(お食事)
・今日もあれが自分の知ってるホスチアなのかどうかが分からなかった。
・あとイチゴが特別なごちそう?って普段何食べさせられてるんだ。と思ったけど果物はごちそうか、15世紀パリ。
・カジモドにイチゴ持ってきた日の朝か前の晩はフロローが一人イチゴパーティしてたのかと思うと笑える。(脳内再生がこの日のキャストになるので余計に)
●陽射しの中へ
・良いねー!最後「ジャン!」で元の姿勢に戻るカジモド、今までのは心象風景だったんだね…。
・山下カジもストレートな歌い方になるの早め。
・こんな照明が横から刺さる席でこんなに光を感じながら観たの初めて。
●トプシー・ターヴィー
・席が近いとアンサンブルのやってること分かるからすごく楽しい。
・歌い出しフレーズの終わりで女性にちょっかい出そうとして失敗した下手男性たち。
・上手のちょっと見えにくいところで後ろ向きに立ってる間のフロロー役もギリ見えてた。
・クロパンの登場まじ決まってるな。
●息抜き
・フィーバスの「ありがとう」かっこいい。
・そういうおんなじゃないの町島さんをめっちゃ見ちゃう。
・教えて魅惑のパリを〜あたりでフィーバスがマイクみたいにグラス持ってた。それを後ろに投げてキャッチする人が落として床を指して他の人となんか喋ってた。
・フロローがフィーバスを認識する前の逮捕劇後、フロローとお金持ちのやり取りを見逃す。連行した人とされた人が下手でゆっくり服を脱いで群衆に紛れるのをつい見ちゃう。
・フロロー大助祭ですよね?って言われたときは無視しようとしたのに名乗られた途端切り替え早いのうける。
(ここで自ら手の甲差し出してフィーバスがちょっと戸惑うのいつも面白いのだが、今日のフィーバスは背中しか見えなくて表情はよく分からなかった)
●タンバリンのリズム
・すげーきれいに剥がれるエスメラルダの会衆服。(そりゃそうだ。)かっこいいー。
・ファンサの鬼エスメラルダにスカーフひらひらファンサされるフロロー、なんもしてないし表情ミリも動かないのに面白すぎる。
・スカーフひらひらだけでそんな惹かれた?言うほど悪魔か?ウブすぎないか?
・タンバリンもらっちゃったフィーバス良いな〜。ソロイベントでサイン入りタンバリンとか投げてほしい……。
・拾ったスカーフを恐れて自ら地面にべしって叩きつけていった後で、場面の最後の最後に広場を離れるシーンで拾っていくという流れだったのか…知らんかった…なんで最後に落ちてんのかなと思ってた。
・お祭りのカジモド登場、すぐじゃなくて人々がざわつき始めて徐々に気づくフロロー。
気抜いてたというか興味無かっただろうしエスメラルダに気を取られてて割りと上の空になっててもおかしくない。
・カジモド登場後にクロパンが歌い出すあたりでちゃんとスリしてる上手の人。(3枠?)
・クワイヤあんな細かく反応してたんだ。ひそひそしたりそういう演技ついてるんだ。
特にカジモドがパネルから顔出した時と最後エスメラルダの遺体持っていくとこが分かりやすかったけどそこ以外もあったのかな。
●大聖堂の会話
・お前は頭がいいな、の前、Sばさんと比べるとわかりやすい仕草や言い淀みはなかった。(上手からなら表情が見えたか?)
・それを他の人にもしたら?みたいなことをエスメが言ったときにフロローはすぐ聖書に結びつけるけど、エスメに提案された・指摘されたということを完全にスルーしててだめだこいつ。絶対に上から目線。
・「踊ってお金を稼ぐなんて娼婦と同じ」みたいな言い方も、他人(しかも立場の弱い人)をただ自分が見たいように都合良く解釈してて本当〜〜〜に嫌だし、娼婦という仕事への軽蔑も嫌。
●ゴッド・ヘルプ
・エスメの素敵なゴッド・ヘルプを、カジモドとフィーバスは聴いてるけど、フロローは正午のミサに行ったので聴いてません。かわいそうに。
・エスメとフィーバスの台詞の応酬、常に駆け引きって感じでおしゃれよな…エスメと他の人と比べて。
・私の目を見てもいいのよ(うろ)、ってエスメが常にどんな接し方されてるかがなんとなく分かる台詞。勝手に持て囃され、恐れられ、虐げられ、、、
●世界の頂上で
・カジモドを覗き込むエスメの顔、あーーアニメで見た緑色の大きい目でこっちを見つめるあのドアップだ〜〜〜!
・ここだか陽射しの中へだかでパリの街となる我ら客席。
・「二人でいる」、とっても手話だが日本手話?あとで確認しよう。
→分かりませんでしたので、誰か詳しい人教えてください。
・石像のコーラス、みんなカジモドの頭の中だと思うとエスメラルダが来てくれた喜びでいっぱいで、あまり客観的な歌詞ではない。説明でもない。
・カジモドが嬉しくて鐘鳴らしちゃった後に上がって来るフロロー、階段登る時にたくし上げた裾がエスメ見て手を離してからも捲れてて、表情と相まってギャグ感増してた。
・えっ客席笑った人いない?そういう空気できてたよね!?そこからの会話ニヤニヤしちゃったんだけど決してそういうシーンではないよな。(かわいい……)
・でも「勝手に鐘を鳴らしたカジモドへの怒りマックス」→「エスメラルダの前で中学生男子になる(探したんだよ、の言い方がすごく子供だった)」→「冷静さを取り繕う(うちの者が迷惑をかけた、と急に大人の対応になる)」というジェットコースターっぷり面白すぎる。(悔しいがかわいい)ただ共感したくはない。
・エスメに自分がカジモドを守ってる大人だよアピールするの気持ち悪いなといつも思ってたけど、今回はそんなに気持ち悪い言い方(強調の仕方)してなかった。
「あの子は影響されやすい」「まだこども」というのはそのまんまブーメランだと思いますが。
・「その目つき」で拒まれたときの激昂がすごい激昂。いや本当に悪気がないからね……でも悪気がないのは無実ではないから。邪悪なのはお前だフロロー。かわいくてもだめ。
●イヴのりんご
・この歌(酒場の歌というらしい)やっぱ好き。下手席なので目の前だった歌い出しは町田さんで合ってそう。
・たとえステージの中央でお兄さん達がアクロバティックなダンスしてても、エスメが中央から離れて上手で他の人と絡んでればそっちを目で追い続けてるフロローよく見るオタクのそれっていうか今の私ですね。
●天国の光
・フロローのようにカジモドにもエスメの幻覚が見えてる。二人は並列。
・誰のことを考えてもいいのよ、他人の考えることを指図するなんておかしい、という言葉がすべてカジモドの中にあると思うと本当に思考が成熟してる。
・映画だとこの歌はカジモドという「主人公」に感情移入しやすいと思うんだけど、それは主人公に見える世界と観客に見える世界が大体一致してるからで、舞台ではイヴのりんごでエスメとフィーバスの間にどんなやり取りがあったかを客席は知ってるから、この歌のカジモドは主人公というより「現実を知らない男」としてより憐れに見えるかもしれない。
・あとイヴのりんごに「行ったフロロー」と「行ってないカジモド」で差があるから、行ってないと「天国の光」だけど行くと「地獄の炎」なんだなあというようにも感じられる。
・行ってなくてもヘルファイヤーな映画判事は余計に気持ち悪いですね(大助祭も十分に気持ち悪いが)
●地獄の炎
・ここまでの観劇中「あの曲一幕だよね?」と何度も怯えながら観てた。
・しかしこの曲に至る前から割りとうるさいので、この曲だからどうという膨らませ方ではないんだな。怯えた割に無傷で帰れました。
・私は悪くない!で下手の石像に語りかけ、その次で上手の石像に語りかけてたのは覚えてる。
・あと終盤の照明がヘルファイヤー。近くで観られて良かった。
●探せエスメラルダ〜のくだり
・国王に相談するフロロー、なんか見た目頭良さそうだしうまいことやってくれそう。参謀ぽい(参謀に弱い俺)
・フィーバスが逆らうとこの流れほんと好き。彼の頭にも天使の声が聞こえてるんだ。
・こんなに頭に入ってこないのにこんなに楽しいノートルダムある??(笑)キャストだけでも絵面がすごいしなんかめっちゃ歌ってるんだけど(ミュージカルだから)
・あとこの曲よりもずっと前の早い段階でフロローの人の前髪が乱れてて、二幕でどこまで直ってるか見ものだぜなどと思いながら一幕終わり観てた。
二幕
●間奏曲
・クワイヤの上空で布みたいな影がゆらゆらしてることにこの辺で気付いたら最後もあった。鉛ではないのか。なんの影?
●エジプトへの逃避
・映画でも舞台でもフィーバスへの当たりが強いカジモドが好きだが、舞台だとちょっと何で?って感じもする。
・席が近いと地図のネックレスもちょっと見えやすい。
・聖アフロディージアスは欧米ならもっと目に見えてウケるんかな。
・フロローの前髪はちゃんと直ってた。(また崩れるが。)
・茶番で兵が入ってきたときに「ここには入るなと言っただろ」とか言いながらその後もまだちょっとカジモドの頭ナデナデしてるの笑う。時々息子のように、ってさぁ…お前さぁ……。(マイナスポイント)
●奇跡御殿
・そいつは奇跡〜の目が怖いクロパン。
・町島さんの絞首刑だ〜!を下手で浴びる(めっちゃ声通る)
●奇跡もとめて
・この席から見ると、手前のカジモド、その後ろのフィーバス&エスメって並びで、切ない。
・「ついていく!?」というその選択肢がないカジモドの驚き方……。カジモドにできるのはあくまでも大聖堂で匿い守ることだけ。
・前まではここでエスメにいきなり「今気づいたわ」って言い出される気がして悲しかったんだけど、それは私がカジモドに肩入れしてたからで、今回は気付かないうちにカジモドから心を離して観ていたせいか、エスメがフィーバスに惹かれる過程がそれなりに描かれてた(誰かが心配してあげなきゃ!と言うフィーバス、イヴのりんご後に一人で唇を触るエスメラルダ)ことをわかっているから唐突には感じなかった。
・バスティーユに連れて行けっていう時にバスティーユ出てくるのなんか嬉しい。そういやパリだったわ。
●牢屋
(※性暴力の話になります)
・レイプ未遂ほんと怖かった。
・やまはるエスメの怖がり方が凄くて余計に怖かった。
・それなのにエスメはそれをこのあとフィーバスに「何された?」って聞かれたときにハッキリ言わないじゃん……そこまで強くないといけないのか……。
・「私がどれほど人間であるか」みたいな台詞言いながらスカーフ出すのまじキモイよーーー客席ドン引きだよ知らんけど。
・やっぱ脚から行くんやなキモイです、などと思いつつ、誰であってもキツイ描写なので直視はできない。
・「憐れんでくれ」(うろ)という視点が間違ってる。まじお前さあ。お前さあ。
・この世に存在するフロロー的なものすべてへの怒りが沸き立つ。
・エスメがいちいちかわいそうで 「何で私なの」ほんとだよ
・一応書くけど、エスメ何もされてなくないから。
あれはどこからどう見ても性暴力だから。ていうか大聖堂での会話から火炙りに至るまでずっとその暴力を受けてるんだよエスメは。暴力への憐れみなんて存在しない。
(性暴力の話いったんおわり)
●Someday
・エスメの牢にフィーバス入れるときフィーバスの怪我してた方の肩掴むのわざとかフロロー?
・でももう死ぬの、で、はたとエスメに手を伸ばすフィーバス。
・エスメの死を受け入れる体制になる早さ…というか「助かるとはいえない」未来と「命も助からない」未来を天秤にかけて、命を落としても尊厳を守り抜くことを選んだエスメラルダの人としての強さ、つらい。
・なんでエスメが強くなくちゃいけないんだよ。強いとか弱いとか関係なく、エスメを一人の人間として心配してくれたのはフィーバスだけだよ…。
・「人がみな平等に」という歌詞が経済格差や人種差別だけじゃなくジェンダーのそれもあるなと初めて思った。どんどんそういう見方になる。
・フロローの場合は、支配欲としての性暴力でもあるし、それが社会的な未熟さ・幼稚さ故の無知と、その無知の対象の一つである性欲によって、さらに拗れた感じだろうか。
生い立ち故の歪さ、という説明はできるけど、そうじゃなくても一般的にありがちな拗らせ方のように思う。
ちょっと脱線しますが
いやあのねそれも人間だけどね許しちゃいけないんだそういう人権侵害は、と何度も思った。
別にこの作品がそう言ってるわけじゃないけど、「欠点を人間らしさとして認める」時に「人間らしさ」を盾に他の人間の人権を侵してることを見逃してることが世間一般によくあるから、人の弱さを描くこととは別に、その見逃し(いわゆる矮小化を含む)は良くないという視点は持つべきだと思う。
●石になろう
・地獄を見た、の「地獄」が台詞調で感情強めだった山下カジモド。
・この場面でカジモドの一部だと思われる石像の描き方が変わる。
「信じてたのに 君は強いと」→カジモドは自分の強さを信じていた?
●フィナーレ
・火炙り、聖書だかなんだか大助祭が持ってる本の表紙の十字架がキラキラでかわいい。
・結局唾吐かれたけどこの期に及んで期待してたのまじキモイし自分で火をつけたいと思うその欲がなあ!きたねえんだよ!
・カジモドが駆けつけるとき、石像の衣裳(会衆の衣裳)じゃないけど石像としてカジモドを見守るみんなたち。みんなたちとしか言えない。大聖堂の一部たちと言ったらいいのか。
・下手からだと早い段階からフィーバスが上手バルコニーで押さえてるの分かるから救出前から表情と流れがよく見えた。カジモドがエスメ助けたときに大きく反応してる。
・大聖堂襲撃でなりふり構わずむちゃくちゃになってるフロローが「法律なんてどうでもいい」って言い出すところ、感情めちゃくちゃな演技っぷりも相まって笑いそうになる。さっき有罪がどうとか言って処刑してた人なんですけど。
・それ(木材)を使って扉を突き破れ!って指示するとき人差し指を上に出すの、フロローみんなの仕草かもしれないが、この人ぽいなーと思った。
・ほんともうフロローの自分が正しい道にあるという圧倒的自信……。
それは人間みんなにある部分だと思うしそれが邪悪となり得ることを俺たちは持ち帰ろうな。
・しゅーごーしん!で石像衣裳を前に持ち、とガ〜ゴイル!で石像として集まるみんな。ここ毎度アツい。
・エスメラルダの死に方はあっさりめ。エスメが死んだということはフロローの死期も迫ってるな…と思う客席。
・階段登ってくるフロロー、ここまでどんな風に来たんだろう?鉛とかどうしたのだろう?落ち着いてからフロローひとりで来たの?他の兵士は?あんなにカジモド頑張ったのに……(のうのうと登ってきやがって……)。
・はたと見て「死んだのか」。
・首掴まれたフロロー大変苦しそう。あ〜柵がでてきた……。
・落ちるとき手をバタバタしててうるさいフロロー。でも、落ちた、ってことが直感的に分かりにくかった。何度も見てるせいか席位置のせいか。
●泥を塗るところ
・映画のイメージで、群衆が泥を塗ることでカジモドに呼応している印象があり(少女はいないが)、群衆や観客の心の動きを表現してるのだと感じてたけど、今回はカジモドが「人間としてみんな違いはない」と悟ったことで見えたカジモド視点の景色なのかなと思った。
・ここのソロは岩城さんフロリカ?
・下手端、町田さん眼力つよ。
・パリの朝…と言われたとき我らが今どこにいるのか分からなくなる。
・あーーここも鐘降りてくるんだーーすごーー(知ってる筈なのに前方席の鐘が多分初めてなのでいちいち感動する)
・最後の合唱がなんて歌ってるのか全然聞き取れなかった。
・エスメフィーバスフロローだった人々として三人が後ろから出てくる時にフロローの人が黒い服に戻ったのかっこよかった。シュッとしてる。
みんなで一列になって前に出てくるところもかっこいい〜でも中の人がかっこよくてもだめなものはだめなんだよフロロー(?)とか考えながら観てた。
・カテコはそこまでやるか?ってくらいやる。
・客席後方(2階?)の人たちが何か送ったらしくやまはるちゃんが頭の上に腕でハートを作って返してあげて女子達の声が沸いてた。(前方の客席が振り返るほど。)
声は現在のルールとしてはあんま良くないけどほっこりしてしまう。
そのあと男性3枠さん(と思ったけど分からん)がひっそり同じポーズしてたけどそれは多分見てる人だけがほっこりした。
・クワイヤの人たちはカテコ何度目かにならないと降りてこないんだな。
・ところでクワイヤの横に置いてあるのがトイレットペーパー芯に見えて仕方なかったけどあれ蝋燭だわ、と終わってから思った。
・全体的にやっぱ近いと迫力ある!それなりに感極まる!すごいなー。
・初めて原作読みたいと思ったな。(そしてKindleで落とした)
以下俳優メモ
●やまはるエスメ
・低音ベースの声がかっこいい!歌もしっかり!
・若く美しいエスメ。原作読んでないけど原作っぽさがある(勇敢な少女)。
・人間態のやまはるさんも素敵だね。もっと観たい。
●山下カジとすすフィー
・上手いの知ってるので、安心しきって観てた。
安心をありがとう。
●アンサンブル
・知識が全く身についてないけど、この距離だとすごく分かりやすい。
・女性アンサンブルは四人しかいないから大体認識できた。
・男性アンサンブルもあとで答え合わせすれば分かりそう……と思ったけどまだ自信ないとこある。低音ボイスはムファサの平山さんかな?美声〜。
●フロロー役の人
・観るまで緊張しかなかった(なぜ観るほうが緊張するのか)けどいつもの感じだった。
・というかこの人のこの役が観たくて登板この辺かな~って予測して11月に取ったチケットでちょうど観れることになった遠征だったから色々な意味で緊張の糸が張っていた。
・朗々とした台詞の胡散臭さ、俳優さん基準だといつものことだけど今までのフロロー役とは違うから戸惑う。
声の抑揚、感情の起伏。
(私個人が思う今までのフロロー像とも違うけど、フロロー本人ではなく偶々フロローを演じてる会衆の一人だと思うとその物差しは使えない。)
・歌が重低音ではないのも思った以上に印象変わる。
・こんな取っつきやすそうな(?)フロローいるんか、という一幕。るーみっく作品(具体的にはらんま)に出てきそう。
・アラビアンナイトを注文すると背景濃いめのジム・キャリーが出てきて、ヴィクトル・ユゴーを注文すると高橋留美子が出てくるのかこの人は。
・見た目や振る舞いがどこか明るく人が良さそうなので光の中で生きてきた感がある。(その昔ソンダンで「僕の願い」も歌ったらしいのでそれも分かるし超観たかった)
・台詞の発し方が流れるようで本当にきれいだから、それもまた混乱する。かつ、台詞に乗せるテンションが激しい。
・「この動きはあの役で…」「この発声はあの台詞で…」みたいな既視感に気を取られる。
・見た目が若い。と感じさせらた。
今までよりフロローの幼稚さを感じた回でもあったので、もしそこまで考えられているなら頭を抱える。
・序盤出ずっぱりなのが新鮮に感じる。全体的にずっといる。
・いちいち歌うから「ここも歌うんかフロロー!」ってなる。
・過去に観たフロロー役の人たちも好きだから追ってない訳ではなかったけど、作品の見所をもっと追ってたからなかなか気が回らなかったんだな……やっと慣れてきた。
・いちいち横顔がきれい。
・観劇から一日経ってじわじわ「おもろいキャラを見た」みたいな感覚が湧いてる。
・スカーは壤晴彦→からの下村さん→からの、みたいなシリーズの延長線上にあると思うとスンナリ受け入れられるし、ジーニーはアニメのイメージとは違っててもコミカルさがハマってるから受け入れられるけど、このフロローは「新キャラ」みが強くて世界観がややズレていて受け入れるのに時間がかかる人もいるかも。
これが初めて観るフロローだった場合どう感じるんだろう。
・まだ探ってるかもしれないし、時間が経った状態でまた観たい。絶対変わる。
・もう一回り若かったらクロパンやってそうな。アラジンなら次はジャファーかな。
・おもろかったな……(じわじわ)
キャスト
カジモド 山下 泰明
フロロー 道口 瑞之
フィーバス 加藤 迪
クロパン 白石 拓也
【男性アンサンブル】
野村 数幾
奥田 直樹
村山 剛
町田 兼一
川原 信弘
平山 信二
貞松 響
松永 涼吾
【女性アンサンブル】
岩城 あさみ
久居 史子
町島 智子
原田 真理
伊藤 力
土井 夏以
澤村 楽人
石井 駿人
楠木 稔
千葉 晃樹
塙 康平
飯村 泰志
中村 侑佳
新井 ちひろ
小藤 恵理子
早川 愛
古岡 和香奈
今野 香澄
玉置 ともか
梁瀬 彩加