2023年4月25日昼もうがまんできない(本多劇場)
ウーマンリブという文言に釣られて観たけど、明らかに私向きではなかったwww
でも面白かったです。
・ウーマンリブではないとは言い切れないものの、その理屈で論じるのは色々見落としてないか……と思うコンプラやセックスワークに関するあれやこれや。まあ〜〜〜嫌なら観るなの類かな……。
・性搾取する人間を搾取される人間が殺す展開になるので、それを「痛快」「ウーマンリブ」とするなら触れ込み通りではあるのだと思う。個人的には別の着地点が欲しいけど、そういう観客向きには作られてないと分かるから別にいい(笑)
・不快ではあっても苦痛ではなく、休憩なし2時間ちょっとの時間はあっという間に過ぎた。
ただゲイネタなり暴力ネタなり私自身が「うわあ…」と引いたことは私として忘れないようにしたい。私はそういうの好きじゃないし好きにならなくてもいい、笑えなくてもいい。
そういうの笑えない人の圧に対する反撃でもあるのだろうけど、劇場でやると、そういうので笑えという圧が意図しなくても生まれるので、そういうのが苦手。
・パロディが多くて笑っちゃったりとか、同時進行などの演劇であることを活かした芝居の作りがうまくて面白かった。
・あとみんな芝居うまい〜。
私は仲野太賀が思うようにいかなくて困ってるところを観るのが好きだなと思った(笑)
・舞台装置、もはや建築。お金も手間もかかってる……。
クレジット
出演 阿部サダヲ、仲野太賀、永山絢斗、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙、少路勇介、中井千聖
脚本 宮藤官九郎
演出 宮藤官九郎