観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2023年8月7日星の数ほど夜を数えて(すみだパークスタジオ倉)

初めての箱。
ほぼ真ん中で、段差もあり観やすい席だった。


・上演時間75分。生演奏。舞台上にバンドがいる。

・始まる前トイレが混んで開演が押すアナウンスがあったのだけど、「いい感じに演奏してくれると思いますので」とか制作さん(?)が面白くしてくれたので良かった。

・自分自身の感情と照あわせたり、両親と照らし合わせたり、祖父母と照らし合わせたり。

・最後の、今井清隆(の魂?)が白木さんに語りかけるところで泣いた。

・よくわかる介護認定ソング

老老介護

・強い タイトルから想像するより強い

・暗すぎて見えないんじゃないかと心配したけどそんなことなかった。
背景だけじゃなくサス(かな)も星を表しているようで秀逸。

認知症恐怖症なので最初の「認知症で」という一言から怖かったけど暖かくかつ現実的にありそうなことを描いてくれた。
来てほしくないけど来るよなあ、高い確率で。

・近寄り難いテーマでも、ワンクッション置くように婉曲的にも描けるし、一方でただ事実を並べるより深く突き刺すようにも描けることは、ミュージカルの強みだ。

・あてがきだったらしい。また台本と楽譜が出来上がるのがおそかったらしい(今井清隆さん談)

・観ながら心地よかった。安心した。

・最後にもってくるライトは今井さんがいなくなってからの庭?

・みんな歌がうまい。
歌がうまいの大前提だよミュージカルはそれを聴きに来てる。

・白木さん、お芝居の歌が本当に上手。
認知症発覚時、経過、「夫」の顔を忘れてしまってからの演じ分けがすばらしい。

・結局またBDを予約してしまった…。
自分の状況が変わったらまた見返したいと思って。

今井清隆のダンスターン!徐々にキレキレノリノリになってくの笑った(笑)

・「(私を施設に)預けて」と、「(自分に記憶を)預けて」の重ね方。

・内藤さん曰く、上田さんが「芝生さえあればできる」と言っていたらしい。(芝生の上にベンチ、左右に脚立、というセットだった)



出演
今井清隆 白木美貴子
音くり寿 内藤大希 千田阿紗子

スタッフ
作・演出 上田一豪 / 作曲 小澤時史