観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2021年5月29日スリル・ミー(配信)

成河・福士ペア

・そんはすごい

・前よりも彼の空虚さが分かるようになった。

・コンプレックスを持ってるのも凄くわかる。
レイ含め、愛される息子への。

・19歳危ういわかる(福士さんすごく19歳、、)

・若いって思う。
自分が、19歳を超えたからかな。

・彼が自分を信じていたことがレイの強みだったんだな。

・感情が昂ったときのそんはレイの声がたかーくなるから「待てよ!!」がキンキンした叫び声になるのはまあ分かる

・彼の指導を受けて「思い出せない!」と警察に話しているところ(と思われるシーン)の演技、緊張と汗ダラダラな感じが目に見えて分かりやすく「絶対怪しいしバレるじゃん」だった。この緊張の仕方の演技がすごい。

・レイが取り調べを受けたとき、彼がレイを拒絶しなかったら、また違う展開になってたんだろうか。
レイとしては、犯行の時点で彼共々逮捕される計画だった訳だけど、彼が逮捕された時に「裏切ったのは君の方」みたいな言い方をしてたのは、彼がレイを置いていこうとしたからだよね。
そうしなくても、一緒にいてくれたとしても、レイが勝ち、一緒に刑を受けることさえできれば良かったのか。そこに至るまでの道のりの違いにすぎないのか。
(ただ彼がレイを拒絶してからの敗北の方がドラマチックというか物語的にスリリングではある)

・司法取引に応じたと話すレイを、まだ間に合うよ、と説得する時の彼の歌はスポーツカーの歌と同じだよね?丸め込む、騙す時の歌。

拘置所の彼の「死にたくない!!」は叫びだけどはっきり聞こえるからこういう叫びはいいなと思う

・弁護士になりたかったって話に造り笑いをするレイ、よく分からない。どういう心境?

・「いや、こんな話、二度としたくありません」で笑顔を造る。
レイか笑顔になるタイミングがよく考えられているように思う。

・待ってたよはレイの方か。

・公園で撮ったっていうけど背景の青さが完全に証明写真。

・笑顔で彼のところに行くイメージだったけど彼はもう見えないし、ただ闇に向かって虚ろに歩くだけ


・カテコ
お辞儀し過ぎて手が床につくそんは氏。
壁に手をついて✌見せて帰る福士さん。

・福士さん、歌がミュージカル的に上手いわけではないけど、台詞がめちゃくちゃ上手いし、声が良い。
表情と台詞の説得力よ。
あと立ち姿かっこいいのだが福士さんとしてかっこいいのではなく、彼という役がそう立つ人なんだなって。
特に拘置所で弱音を吐くときの弱音っぷり、意外さより説得力があって(観てる自分がもう三回目だからかもしれないけど)自信たっぷりに、かっこよく振る舞っていたのだなと思う。

・そんは、笑う顔が怖い。
白い照明の当たり方もあってゾゾッとした。
この私と彼が大正解だと思うわ…。
歌がうまいのと、歌と台詞のつなぎがうまい(よく分かってる)のと、53歳(かな)と19歳の演じ分けが今まで観た中で一番しっくりきた。台詞の途中まで19歳、途中から53歳、って分かる。
以前観た私の人は静か過ぎて何言ってるのかよく分からないな…って感じだったけど(そして突然大声出すから余計によく分からない)そんはは分かりやすかった。静かだけど、中年男性であることがすぐ分かる。同じヘアスタイル、衣裳でも、こんなに違って見せられるんだ、すごいな、と思った。

・配信の音、最大でも小さかったな。白飛びするな。
カメラワーク凝ってたけど本当にソフト化しないの?全公演やってても配信するつもりだったの?
・お客さん見た目女性の頭ばっかりだなー


クレジット
原作・音楽・脚本:STEPHEN DOLGINOFF
翻訳・訳詞:松田直行 演出:栗山民也
出演:成河 福士誠治