2021年6月12日昼キネマの天地(新国立劇場小劇場)
小川絵梨子に演出される鈴木杏を観に……。
・超井上ひさし…
・「女優を教育する」っていう本筋以外とても良い井上ひさしだった。
・KTはキネマの天地の略だよね、たぶん。
・本も読みたいなー
・途中、演劇オタク的にグッとくる台詞がたくさんあるのだが、
たけのすけさん?の口上にぼろっと泣いてしまって
拍手する人も少しいたし私もしたかったけど、展開を知ってる人からしたら拍手しないところだな確かに…
・井上ひさしだから、どうどんでん返しするか、最後まで何が残っているか予想しながら観てた。
結末予想通りではあったけどニセ青酸カリをあおるシーンが挟まれるとびっくりして、結果的に予想を裏切られた感が残る。
・助監督、ふつうにいいやつだったな…
・監督が役への執念を理解しないあたりも結局芝居だった訳だけど、たけのすけの命運を握るのが監督ということは変わっていない。
・演劇史をやっていると馴染みのある言葉がたくさんでてくる。
ジョセフィン・ベーカーってすごく久しぶりに聞いた名前。どんな人だっけ…。
・フアン
ジャンヌ・ダーク
・監督が口ずさみ、はじめと終わりに流れているのは蒲田行進曲?
・結局井上ひさしの教えなんだけどもさ!
観客はみんな(ほんとそれ)と思って聞いてたと思う
うそを本当にするとか
・刑事をやらせて「あとで偽物だと気づかれませんかね?」と心配するくだり、客席に見せる必要があるのかねって思ったけど、あそこは嘘じゃないのか
・そこまで女優の人生に心を寄せているのに井上ひさしなぜ(この作品に限らず消費することをやめないのか)……と思っちゃう。
・千葉さんの役、好きな俳優さんと重なってしまってな。
・鈴木杏の声量を浴びてニヤニヤした。
・趣里さんが非常に可愛らしい演技をしてる…演技で可愛らしくしている…すごい。
・プログラムないと思ったら客席で持ってる人がいるのを見たので買いに行った。よかったー。
スタッフ
【作】井上ひさし
【演出】小川絵梨子
【美術】池宮城直美
【照明】榊 美香
【音響】加藤 温
【衣裳】前田文子
【ヘアメイク】高村マドカ
【ステージマネージャー】渡邊千穂
【テクニカルディレクター】小西弘人