2021年7月28日トム・プロジェクト Sing a Song(録画配信)
現地チケットは中止になったので配信で。
・中村さんいたたまれない……。
・憲兵の言う「軟弱」なストーリーなので、ミュージカルだったら軽薄になりそうなところを、言葉の力で繋ぎ止めているようにも見える。
・ナレーションで繋ぐの微妙だと思ったけど一九一一年にもあったな。
・この人にいっても仕方ない、ということを全力で言わなければならない。
なぜこうなったか、この大きな力は何だろうか、というところまで考える必要がある。
・特攻隊員を神と捉えることについてはともすれば肯定的になってしまうけどちゃんと否定する。でも登場人物たちは何が正しさで何が過ちなのかが分からない、という様子も描いてる。
・志願せざるを得ないという空気。
・「国体とやら」
・20にも満たない少年、を「子供」と言い切り、それを真っ向から非難してくれる信頼感。
・軍人たちの感情の演技が圧ある。
・こういう脚本、海外でも観られてほしい…配信…
・後ろの壁の人力感
・自分が、映画やドラマの戦闘シーンで兵隊がバタバタ死んでいくのが、時代や国に関わらず苦手なのを思い出した。
・あー、戸田恵子、生で観たかったなあ。すごいはまり役。
・机叩くのと同時に暗転するの、照明気を遣うだろうな。ぴったりなのすごい。
・山形から駅に行くとき、A列車の歌だった。
あーー切腹までやるんだ…地獄に自ら…。
ほんと狂ってる(大佐の覚悟については否定しないけど、それが悲惨だということはわかってるし)
・反応工程でも思ったけど、憲兵が帯刀してるのも狂ってるというか気持ち悪い。
・最後、東京に着いたときだけ焼け野原のセット(他は大体壁)
・カテコで客席に文字のプラカード上げてるひとたちいた。