観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2021年12月19日パラドックス定数 vitalsigns(新宿サンモールスタジオ)

生パラ定デビュー

・小劇場の心得何もなしに行ったった……あそこまで小さい箱は久々だった。

・会話控えるアナウンスも規制退場もないよねーこの規模ならそうか。

・台本買った。

・制作さん達の場内案内と前説が素晴らしくて感動した。あれがプロの仕事。
奥の席が何席残ってるか、明るく穏やかに確認しつつ遅めのお客さんを的確に案内。
遅れ客がいたら通路に席を出して座っていただくかも、ということを事前にアナウンスしていた。
カテコが終わった後も拍手が長かったので「すみません、カーテンコール一回だけなんですよ」と言ってて和んだ。
カレンダーはちょっとアイドル風らしい。

・『赤鬼』と一緒に観たい感ある作品。

・「ヒトがヒトであることの証明はできない」それな。

・陸に上がれば圧倒的マイノリティ。

・「変わる人物」がいるというのはすごく必要だな。物語として。

・マイノリティが自分を偽らなきゃ生きていけないのか?
本能で他人を殺す選択をする、誰しもがそうやって生きている。

・前半のはやまさんの言葉が否定されていくのは安心もすれども、そのうち5人の立場や考え方がそれぞれ違うことが分かっていく不安さと、もどかしさと、また別の安心と。
正しく思えること、そうじゃないこと。

・所々で発言が萌を突くように作られてるのが分かって、これが野木萌葱脚本……。(むつうらさんの「褒めてください?」「プイプイする」とかな)

・沙也加ちゃんのニュースを見た日だったので、「このまま皆死ぬ」みたいな台詞にすらダメージを受けた。

・劣ってる命、優秀な命、という優生論の話も出てきた。(そういう考え方をするのはヒトじゃない、とも)


作・演出
野木萌葱

出演
植村宏司
西原誠吾
堀靖明
神農直隆
小野ゆたか