観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2023年5月28日エンジェルス・イン・アメリカ第二部(新国立小劇場)

1ヶ月越しです。

・フルオーディションってすごい!力量のある人しかいない!早口の台詞でも、叫んでる台詞でも、こんなにも聞き取りやすく言えるんだ…。全部聞き取れたわけではないけれど。
笑うところとそうじゃないところを役者と演出でコントロールしてるのすごくない?

・セリフ量多くて、ちょっと気を逸らすと置いていかれる。

・第一部の時から思ってたけどハンナも同性愛者として描こうとしてるところあるよね?読み違い?
第一部は不動産屋の人との関係の描き方。

・最後までジョーがだめんずだったな…。クズではないと思えるけど。あと脱ぐのも着るのも速くて脱帽。愛を訴えながらすっぽんぽんになるの重いが…。

・天界の照明装置がすごい!

・同じ人が何役も演じてることにメタな意味があったり、ラストでプライアーが第四の壁破って話しかけてきたり、ドラマとしての面白さももちろんなんだけど劇場で上演するものとして命が宿る作品だなと思った。

・失ってこそ実現する進歩。
愛することかー。

・恋愛とイデオロギーの対立を同時に描くって、かつそれが破綻しないってすごい。

欲望という名の電車のパロディがここにも。そんなにポピュラーなのか。

・最後はスタオベで何回か呼び出しがあって、舞台上からキャストが上村さんらしき人を呼んで舞台にあげていた。

・休憩中に第一部も第二部も複数回観てるというような話をしてる人の声が聞こえてきてマジ強靭だなと思った。






クレジット

【作】トニー・クシュナー
【翻訳】小田島創志
【演出】上村聡史
【美術】乘峯雅寛
【照明】阪口美和
【音楽】国広和毅
【音響】加藤 温
【衣裳】前田文子
【ヘアメイク】鎌田直樹
【演出助手】谷こころ/渡邊千穂
【舞台監督】棚瀬 巧
【技術監督】小西弘人

キャスト

浅野雅博
岩永達也
長村航希
坂本慶介
鈴木 杏
那須佐代子
水 夏希
山西 惇