観劇鑑賞メモ

諸々の自分用メモです。4季のオタクです。

2023年8月16日昼エブリ・ブリリアント・シング(東京芸術劇場シアターイースト)

自由席
整理番号つきチケットだったけど開場してから入ったので特に意味なかった。

終演後、演出補の桐山氏と佐藤氏のアフタートークあり

・パフォーマンススペースを客席が四方に取り囲む形。
開演20分前くらい?に入ったら既に佐藤さんがこれからやろうとしていることの説明をしていた。
スタッフさんに空席を教えてもらい、舞台の端を突っ切って入口の反対側へ。

・客層さまざま!
内容的にも色んな人がいないと成立しない。

・開演前、協力してくれるお客さんは挙手をして、カードか小道具を持たされる。この行程に10分ほど費やしていた。
カードには台詞と番号が書いてある。
その台詞が、劇中の「素敵なことリスト」の項目になっている。

・俳優の台詞中に番号が織り込まれていて、俳優が「1!」とか「9998!」とか呼んだらその番号のカードを持った観客がそれを読み上げるというルール。

・0番に立候補した小さな男の子が観劇の諸注意を読み上げていたのが素晴らしかった。

・自分の周りから色とりどりの声で「ありとあらゆる素敵なこと」が響き合うのが味わい深い。

・カード以外にも、俳優に指名されてお手伝いをすることになる観客もいる。

・その指名される観客は、開演前に俳優と演出または演出補で相談しながら決めているらしい。
またカードの配り方も、カードによってだいたいの方向が決まっていた方がよいものもあるので、それを目指して配っているらしい。
と、アフタートークで観客の質問に答えていた。
(質問、事前にグーグルフォームで募集していたらしい。知らなかった。)

・パフォーマンスとの距離の近さが小劇場らしさもあって良い。

うつ病や自殺を扱ったストーリーなので、語り口や音楽はとても明るいのだけど、深く考えるとそのまま引きずられて沈んでしまいそうで、なんとなく心に蓋をして観てしまった。

・アフタートークは進行の方(プロデューサーさん?)と演習補の桐山さんと俳優の佐藤さんの3人。
初演では谷さんとやっていたと言っていたので、そっかああの人だったのかぁと。

出演
佐藤隆太

演出
上田一豪